今日は二十四節気のうちの一つ、「雨水」(うすい)です。
雪は雨となり、氷も溶けて水となるという時季で、
雨水がぬるみ、草木も芽を出し始める頃とされています。
昔から、農耕の準備を始める目安とされてきました。
ただ、実際にはまだまだ非常に寒さが厳しいように
本格的な春にはまだ遠く、三寒四温を繰り返しながら春に向かっていきます。
三寒四温とは、3日寒ければ4日暖かいといったように、これを繰り返すことです。
寒暖差が激しい時期になりますので、くれぐれも体調管理にお気をつけください。
温度に合わせた服装選びも重要です。
冬に足元へしまわれている「気」は、自然の芽吹きと同じく、下から上へと伸びようとしています。
そんなときに下半身を冷やすと、伸びかけた気が縮んでしまいます。
膝を出す服装(ミニスカートやハーフパンツなど)は、春分までは辛抱です。
下半身は厚着をして、上半身で調節するようにしましょう(^^)
そして、この時期は花粉症の方にとってはつらい時期になりますね。
漢方薬も前もって飲んでおくと効果を発揮しますし、長期的に飲んでおくと花粉症を改善することもできます。
一般的には花粉症に使う漢方薬として小青竜湯がよく知られていますが、
小青竜湯は誰にでも合うわけではないですし、長期的に飲む薬ではないですね。
病院では誰にでも小青竜湯や葛根湯を長期にわたって処方するケースがよくありますが、その使い方は間違いです。
漢方薬は漢方に詳しい専門家に相談されて処方してもらうことをおすすめします。
https://youtu.be/KxoVBvO_QK0