投稿を忘れてまして、今さらですが、
7月23日は、二十四節気のうちの一つ、「大暑」(たいしょ)でした。
一年中で最も暑い日という意味です。
大暑から次の二十四節気である立秋(8/8)までの間が、夏の絶頂期となります。
ほんと、暑い日が続いてますね・・・
暑い時期は、汗をだすために、体中の血液が体の表面に移動します。
なので、内部にある胃腸を動かす血液は不足してしまいます。
誰もが胃腸が弱った状態になってしまうわけなのです。
そこに冷たい水分をガブガブ大量に飲めば、
それらの水分は弱った胃腸に停滞して貯まるだけです。
さらにガブガブ飲み続けていれば、胃腸はどんどん弱って、
食欲もなくなって、夏バテへと進んでいくことになります。
そして、停滞して余分に貯まってしまった水分は、
鼻水やめまいや耳鳴りや関節痛や冷えなど、
その人の弱い部分にも症状となって現れます。
ですから、冷たい水分をガブガブ大量に飲むのではなく、
少量ずつゆっくりと口の中で転がすようにして飲むようにしましょう。
暑い夏を乗り切るために、漢方サプリや漢方薬などありますので、
ご相談くださいませ(^^)
(有野台薬品・漢方健康薬剤師 井上満弘)