どんなことにも言えることですが、
基礎がしっかりできていないと、応用が効きません。
例えば、テニスを始めるにしても、
基礎をしっかり身につけないと、いきなりプロのようにラリーができるわけがありません。
ピアノを始めるにしてもそうです。
いきなりプロのように曲が弾けるわけではありません。
プロと呼ばれる人は、練習を積み重ねて基礎がしっかりと身についているので、
それだけのパフォーマンスをすることができるのです。
健康づくりにおいても、同じことがいえます。
慢性病において、漢方薬を飲んで、すぐ体質が改善され病気が治るわけではありません。
まず、基礎をしっかり作ることが大事になります。
基礎がしっかり出来上がれば、応用が効くようになります。
効果が出てくるのです。
病気が治りやすくなってくるのです。
ですので、
当店では、基礎薬を服用してから応用薬を服用していただきます。
急性病の場合は、応用薬だけでも効果が出ますが、
慢性病の場合は、応用薬だけでは効果が出ないからです。
まずはしっかりと基礎を作り、土台をしっかりとしていきましょう(^^)
ノーベル賞を受賞した科学者たちも皆さん、「基礎研究が大事だ」と口を揃えておっしゃっています。
やはり、基礎が大事なのです。
(有野台薬品・漢方薬剤師 井上満弘)