専門薬局の会で作成された新しい五臓色体表をもらいました。
これは、五臓六腑の関係が書かれてある、漢方や東洋医学の専門家がよく使う表になります。
病というのは、内臓(五臓六腑)の弱りから起こります。
五臓の肝・心・脾・肺・腎というのは、
現代医学の肝臓や心臓や脾臓や肺や腎臓と
全く同じではありません。
少し違う概念にはなります。
これらの五臓が弱ると、
表に書いてあるような症状や病気が起こりやすくなります。
病気というのは、症状が出ている部分だけで起こっているわけではありません。
内臓に弱りがあって、栄養が吸収されなかったり、血液が不足したり、血液の巡りが悪くなったり、酸素が運べなくなったりして、
患部の細胞が弱り、そこに症状が出てくるのです。
ですから、病を治すには、内臓の弱りを正すことが第一になってくるのです。
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(有野台薬品・漢方薬剤師 井上満弘)