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潤い不足を感じたら白い食べものを

 

 

 

 

 

 

秋に弱りやすい内臓は、「肺」です。

 

肺は潤いを好み乾燥を嫌う臓器なのですが、

秋は空気が乾燥しますので、肺も乾燥しやすくなり弱りやすくなります

 

 

漢方・東洋医学が指す「肺」は、呼吸器系、免疫系、体温調節を担い、

肌や気力、そして大腸の活動の一部を支えています。

 

肺が弱ると、鼻炎、咳やぜんそく、疲労、肌の乾燥、便秘などが現れます。

 

 

 

白い食べものには、肺を癒す力があります。

 

白い食べもの・・・豆腐、豆乳、松の実、白きくらげ、ゆり根、長芋、レンコン、大根、米、白ごま、豚、いか、ほたてなど

 

 

 

白い食べものを日常的にとることで肺の力を補い、肺の弱りからくる不調が回避できます。

 

肺は乾燥に弱いので、秋は特に白い食べものを意識してとりましょう。

 

また、秋に体調をよく崩す人も、肺が弱っている可能性があるので、しっかり白いものを食べるようにしましょう(^^)

 

 

 

(有野台薬品・漢方薬剤師 井上満弘)