昨日の読売新聞のトップ記事、
陸上競技連盟が不適切な鉄剤注射の使用の禁止を発表したそうです。
鉄剤注射が持久力を高める効果があるとして、
高校駅伝の選手を中心に使用されていたそうですが、
鉄剤注射により鉄の過剰摂取になり、肝機能障害を引き起こす恐れがあるため、
不適切な使用の禁止を決めたとのことです。
貧血など血が不足している場合は、鉄分を補給することは必要ですが、
そうではないのに、鉄を注射でぶちこむというのは非常に危険な行為だと思います。
鉄は確かに胃腸からの吸収がもともと悪いものになりますが、
胃腸から補給するのが自然の摂理です。
注射で直接ぶちこむというのは、確かに持久力は上がるかもしれませんが、体のある部分には負担がかかることでしょう。
やはり胃腸から補給することが大事だと思います。
しかもなるべく自然な形で補給することが大事です。
人工的に合成された鉄ではやはり体に負担がかかると思います。
食事から補給するのがベストです。
でも、私たち現代人はなかなか食事から摂ることが難しいのが現状です。
なので、当店では牡蠣エキスなどをおすすめしています。
鉄とかのサプリメントよりも、やはり自然なものが丸ごと入った健康食品や漢方薬の方が
バランスも良く吸収も良いのです。
現代医療では、貧血の人には鉄剤を投与しますが、
とりあえず赤血球を作る材料である鉄を補給するだけの治療になります。
材料だけでなく、大工さんや料理人や道具が必要ですよね。
漢方の治療の場合は、材料だけでなく、大工さんや料理人や道具など全体的に考えていきます。
動画で、漢方的な貧血の改善法をお話しています。
お時間あればご覧ください(11分56秒)
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