昨日5月2日は「緑茶の日」だったそうです。
緑茶はカテキンの殺菌作用や血圧を下げる作用などが注目されていますが、
漢方では解熱剤として使われる、体を冷やす飲み物です。
体が冷えやすい人、胃腸の弱い人が毎日ガブガブ飲んでいると体を冷やしてしまいます。
いくら温めた緑茶だとしても、冷やす性質を持っていますので、
しょっちゅうしょっちゅう飲んでいるとやはり冷やします。
頭や目をすっきりさせたり、消化や排泄を高めてくれるので、
食べ過ぎた後に一服するというのはOKです。
ちなみに、麦茶やウーロン茶も体を冷やします。
「健康茶」といわれるものであっても、
例えば、ハトムギ、アロエ、ドクダミ、オオバコなども、
冷やす性質のお茶です。
ですから、冷えやすい人、胃腸が弱い人が毎日毎日飲むのはおすすめではありません。
冷えやすい人が飲むお茶としては、
杜仲茶や黒豆茶がおすすめです。
お茶も体質や季節に合わせた物を飲むことが大切です。
(有野台薬品 井上満弘)