骨シリーズ、一昨日の記事で完結しましたが、大事なことを書き忘れていました。
それは、
骨は最高の若返り物質を出していることが最新の研究で明らかになっている
ということです。
骨の役割は体を支えることだけではなく、
全身の臓器に若さを呼び覚ますメッセージ物質を送っている
ということなのです。
体を支えるだけの組織だと思われがちな「骨」。
しかし、最新の科学で明らかになったのは、一見無口に思える「骨」が人体のネットワークを通じ、
脳や筋肉など全身の臓器にメッセージを送り続けているという事実です。
そのメッセージが途絶えたとき、まるで命のスイッチを切るかのように、老化現象が加速してしまうそうです。
実際、高齢者の4~5人に1人が、大腿骨の骨折をきっかけにして、1年以内に命を落としてしまうというデータが出ています。
それだけ「骨」は私たち人間が生きていくために重要なものなのです。
最新の研究で明らかになったことは、
・骨は記憶力アップを促すメッセージ物質(オステオカルシン)を送り出している。
・骨は筋力アップを促すメッセージ物質(オステオカルシン)を送り出している。
・骨は免疫力アップを促すメッセージ物質(オステオポンチン)を送り出している。
・骨は精力アップを促すメッセージ物質(オステオカルシン)を送り出している。
ということです。
骨が弱ってしまうと、それに伴ってこれらの骨からのメッセージも減ってしまい、全身の若さが失われていってしまうのです。
ですから、元気で若々しく年を重ねるために、骨を大切に守っていきましょう(^^)
(有野台薬品 井上満弘)