特に冬の3カ月、飲んでおくのがお勧めな漢方薬

 

冬の3カ月(12月~2月頃)、特に飲んでおかれるのをお勧めしている漢方薬があります。


それは「瓊玉膏(けいぎょくこう)」という漢方薬です。

 

なぜかというと、冬は腎が弱りやすい季節なので、腎を補ってくれる漢方薬だからです。


腎とは、腎臓だけではなく、泌尿器系・生殖器系・ホルモン系を総称した漢方用語なのですが、


腎は冬に特に弱りやすくなります。

 

腎は老化に関わる臓器ですので、腎が弱ると老化が進みます。

 

瓊玉膏は腎の弱りを補ってくれ、栄養をしっかりつけて老化を防いでくれるアンチエイジング薬なので、

年中飲んでいただくのがベストですが、特に冬はしっかりと飲んでおかれるのがお勧めです。

 

 

 

漢方の本場・中国では、冬の間は「膏方(ガオファン)」という漢方薬を毎日飲む習慣があります。

 

上海では、冬になると膏方をもらいに病院や薬局には列ができるほどです。

 

私も去年の11月に上海の病院に研修に行ってきましたが、その時も医師が膏方を処方していました。

 

膏方とはいうのは、「冬の滋養強壮」の方法のひとつで、たくさんの生薬を煮詰めて作った「濃縮漢方薬エキス」です。

 

寒い冬を乗り切るために腎を強化する生薬や滋養強壮の生薬を配合して作られています。

 

じっくり煮込んで作られ、ねっとりした黒い液体を陶器のかめに入れて渡します。

 

冬至の日から3か月間、スプーン1杯をすくってお湯に溶かして毎日飲みます。

 

 

 

日本で販売されていて、この「膏方」に当たるものが「瓊玉膏」です。


瓊玉膏は腎を補う生薬や滋養強壮薬をじっくり100時間も煎じて作られる、ねっとりした黒いペースト状の漢方薬です。


通称「べっぴんさんになる漢方薬」としてアンチエイジングに最適な歴史ある漢方薬です。

 

当店で取り扱っておりますので、ご興味のある方はお気軽にご相談ください。

 

 

(有野台薬品 井上満弘)