上の図のように、アルツハイマー型認知症は、
発症の約25年前からアミロイドβが脳内に蓄積し始め、
神経細胞同士のコミュニケーションを遮断します。
さらに、発症の約15年前からタウが神経細胞の中で凝集し、
神経細胞が消滅します。
そして、記憶の中枢である海馬の萎縮が始まり、
アルツハイマー型認知症が発症します。
ですから、40代・50代あたりからすでに進行しはじめているのです。
40代・50代あたりから、
上の5カ条を意識しておきましょう。
40代・50代は
いろいろと忙しかったり大変な時期だと思いますが
体のケアもしっかり心がけて下さいね。
漢方では、
脳や骨や歯の機能に関与している腎が衰えると、
老化が進行し、認知症や骨粗しょう症や歯が抜けたりしやすくなる
と考えます。
老化を防ぎ、元気で若々しく長生きするために、
腎の衰えを防ぐ補腎の漢方薬の服用もおすすめです。
(有野台薬品 井上満弘)