· 

あの大谷翔平選手もやっていた目標達成シート

 

大谷翔平選手がメジャーリーグで新人王を獲りましたね。

 

ケガもありましたが、二刀流で衝撃的なデビューを飾った1年でした。

 

 

下の写真は、大谷翔平選手が高校1年の時に書いた目標達成表です。

 

これは「オープンウインドウ64」と言われる目標達成のためのシートなのですが、

 

 

「ドラフト1位で8球団に指名されること」を目標にして書いたものです。

 

 

その目標のために必要な8つの柱(基本要素)を目標の周りのマスにまず書きます。

 

そして、その8つの柱を8方向に移動させ、

それぞれに対して、そのために必要なことをさらに8つ書き出していきます。

 


全部で64個書くことになります。

 


大谷選手は、目標のために必要なものとして「人間性」とか「運」とか書いていますが、
高校1年生が書いたものとは思えないですね。

 

 

 

 

私は今、専門薬局の研修会の学術企画部長という役をやっているのですが、
先日開催した研修で、60名くらいの先生方に8グループに分かれて頂き、それぞれのグループで目標を書いていただき、

このオープンウインドウ64をやっていただきました。
それぞれのグループでいろいろな意見を書き出すことができて、とても良かったみたいです。

 

 

 

 

皆さんも、例えば「〇〇病を治すために」とか「100歳まで元気に長生きするために」とか、目標を書いて、
64個書いてみるのもいいかもしれませんね。

 

 

ただし、書いたことに満足してしまって何も行動しなかったら意味がないので、
64個書いたものの中から、「ルーティン行動」と「期日行動」をピックアップするということが大事になります。

 

 

ルーティン行動とは、
くり返しくり返し行う行動、毎日・毎週行う行動のことです。
これに当てはまるものを抜き出し、チェックリストにして、毎日・毎週チェックして行動していきます。
くり返しくり返し行うことによって習慣化してしまうのです。

例えば、〇〇病を治すために必要なこととして「毎日30分ウォーキングをする」という行動を書いたとします。
これは毎日毎日行う行動ですから、日々チェックして習慣化していくのです。

 


次に、期日行動というのは、
△月△日までにやるとか期日を決めて行う行動のことです。
例えば、「〇〇病に関しての本を読む」という行動を書いたとすると、それを△月△日までにやると期日を決めて、手帳やカレンダーに書き込むのです。

 


考えるだけ、書くだけではだめで、行動しないことには現状は変わりません。

 


しっかり計画して、しっかり行動しましょう!

(有野台薬品 井上満弘)