口の周りの症状は、脾の弱りのあらわれ

 

 

 

 

漢方では、胃腸など消化器系のことを「脾」といいます。

 

 

消化吸収を担う脾の状態は口やその周辺に出やすく、

 

食べ過ぎなどで脾が弱った場合、

 

口のまわりにニキビが出来たり、口角が切れたりします。

 

 

 

 

 

唇の色つやが悪い場合や、唇が荒れたり、皮がめくれるなどの症状も

 

脾の弱りと考えられます。

 

 

 

また、「脾は乾燥をこのむ」とされ、

 

余分な水分を嫌います

 

 

そのため、梅雨や夏場など湿度の高い時期や、

 

冷たい水分を摂りすぎると、脾が弱り、

 

食欲不振や軟便、下痢になるのです。

 

 

秋になると食欲が出てきて「食欲の秋」などといいますが、

 

これは秋になって空気が乾燥しはじめたことも影響しているわけなのです。

 

 

 

この夏、水分をとりすぎて脾が弱っている方が非常に多いです。

 

口の周りの症状でご相談に来られる方も多いですね。

 

塗り薬やリップクリームはとりあえず一時的に抑えるだけです。

 

脾が弱って起こっているわけなので、

 

脾を元気にしていかないといけないのです。

 

 

脾を元気にする漢方薬や天然薬がお勧めですよ(^^)

 

 

 

(有野台薬品 井上満弘)