私たちは呼吸をすることによって、
1日になんと11000Lもの空気が肺に入ってきます。
空気中には異物や細菌、ウイルス、花粉などたくさんの粒子が含まれていて、
それらの有害物質を取り除く「ろ過機能」が鼻にはあります。
鼻から入ってきた空気中の有害物質を、鼻はろ過して取り除いてくれているわけなのです。
なので、鼻炎になっていたり鼻が悪いと、この「ろ過機能」が充分に働かず、
空気中の有害物質がろ過されずに直接肺に入り込んでしまいます。
すると、有害物質により、気管支の先にあるデリケートな肺胞の上皮組織が傷つけられ、肺胞の役割である酸素と二酸化炭素を交換するという機能(ガス交換)が低下してしまいます。
肺がもろに影響を受けてしまい、あらゆる病気につながってしまうのです。
というわけで、鼻はカラダの入り口にある最初の関門で、空気中の粒子の大部分を取り除き、肺を保護する役目を担っているのです。
ですから、鼻が悪い人は鼻をしっかり治していく必要があるのです。
当店では、慢性鼻炎、慢性副鼻腔炎、アレルギー性鼻炎、後鼻漏の症状でお悩みの方の漢方健康相談を承っております。
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(有野台薬品 井上満弘)